思わず応募したくなる!トレンドを取り入れた採用サイトまとめ

採用

採用サイトは応募者にメッセージを伝えるための重要な入口です。

最近はエフェクトを駆使し楽しく読み進められることと、情報を詰め込みすぎず読みやすい採用サイトがトレンドです。

ここでは注目の採用サイトや、サイト作成の際に使えるコツを紹介します!

採用サイトのトレンドは【エフェクトと見やすさの両立】

最近はエフェクトを多用してインパクトを出しつつ、それでいてサイト全体はすっきりとして見やすい採用サイトがトレンドです。

企業としては、会社の情報をサイトを閲覧する人にできるだけ多く伝えたいものです。しかし、情報を増やすほどサイト全体が縦長になり、何度もスクロールしないと全てに目を通すことができません。

また、詳細な情報はリンク別にさらに細かく分けられているので、そのままサイトに表示してしまうと見た目がごちゃごちゃしてしまいます。

そのため、注目を集める採用サイトは、例えば画面操作と背景の動きが連動したアニメーションになっていたり、スクロールするごとにポップアップウィンドウが飛び出てきたりなど、閲覧者が目で見て楽しいような工夫がされているのです。

さらに、サイトのトップ画面の文字数はあまり多くないようにし、画像をクリックすることで必要な情報があるページへと飛ぶようにレイアウトされています。イメージとしては通販サイトの検索ページのように、気に入った商品のページだけを選んで見られるという感じです。

求職者側も就職成功率を上げるためにたくさんの採用サイトを見る必要があるので、できるだけ求職者の目に留まりやすい・読み飛ばされにくい工夫が求められています。

人気の採用サイトまとめ|クリエイティブ編

クリエイティブさで話題となっている採用サイトの一つに「ポノス株式会社」の採用サイトがあります。

この会社はアプリゲームなどを開発している会社で、キャッチコピーに「ななめ45°」という言葉を使用しています。こちらのサイトはトップページに45°の文字と、ななめに傾いた上半身裸の男性の画像がデカデカと映し出されており、パッと見ただけで何の会社なのか判断できる人は少ないでしょう。

しかし、サイトデザインが奇抜でかなり目を惹くので、好奇心の強い人ならついつい画面をスクロールしてしまいそうです。そんな好奇心の強い人、イコール新しい情報や新しい発想を貪欲に追求する人こそがゲーム開発に必要な人材だと考えれば、この採用サイトのデザインは非常に理にかなっていると言えます。

この他にも大手広告代理店として知られる「博報堂」の採用サイトもクリエイティブでスタイリッシュです。

ただサイトに文字や画像を貼り付けるだけでなく、画面をスクロールさせるのに合わせて画面下から文字バーが飛び出てきたり、バラバラの画像が四方から中心に集まって一つの大きな絵になるなど、目で見て楽しい工夫が散りばめられています。

また、経験や職歴を限定せず多様な人材を求めていることを反映してか、サイト内に広告代理店であることを感じさせるようなデザインはほぼ使われていません。

これらの採用サイトに共通する特徴としては、一目見てインパクトのあるサイト作りが行われていることと、その会社がどのような人材が求められているのかが画面から伝わってくるところです。

人気の採用サイトまとめ|おしゃれ編

ゲーム開発業務を行う「Dimps」の採用サイトはおしゃれでポップな雰囲気です。

サイトの背景画像には絵本に出てくるようなかわいい絵柄の大樹と街並みがデザインされています。さらに、その中を電車が走りぬけたりとか、手前の旗が風ではためいたりしていたりとか、本当にゲームのワンシーンを切り取ったようなデザインになっています。

この会社のコンセプトが「世界を楽しませること」ということで、こういったところでもそんな社風を感じられます。

おしゃれな採用サイトと言えば、この他にもアマナイメージで知られる「amana」の採用サイトデザインも人気です。

サイトの構成自体は割とシンプルですが、サイト内の配色のセンスは流石amanaと言ったところ。社員紹介の部分で人物写真のバックに様々な色の背景を使うことで、ただ写真を並べているだけでもサイトに彩りが生まれ、閲覧者の目を惹きやすくなっています。

ちなみに、視覚に訴えることが生業の会社というのもあるのか、サイト内の文字数はかなり少なめです。

このような企業毎に違った採用サイト作りからは、その会社の社風もありありと表れています。また、あえてそのようなデザインにすることで、人材も会社の方針に沿った人が集まりやすくなるのかもしれません。

人気の採用サイトまとめ|おもしろ編

「ビズリーチ」は不思議な色合いグラデーション加えたアニメーションが印象的な採用サイトです。

インパクトあるデザイン要素を入れている一方、バランスを保つようにシンプルなコンテンツ構成にしているという工夫も見られます。

「バンダイ」はおもちゃホビー提供の会社らしく、コラージュをたくみに使って元気いっぱいのデザインで楽しい感じになっています。

たくさんのカラーを使用してる以外にフォントの工夫も凝らされており、小ゴシック、手書きとシーンに応じてうまく使い分けています。

また、「京セラ」は斜め配置されたレイアウト・斜めに流れるメッセージが印象的です。

プロジェクトストーリーにユーチューブを活用したり、閲覧者を引き込むコンテンツを用意する工夫があります。

そして「大成建設」は「地図に残る仕事」のキャッチコピーと親和性のある採用サイトです。

自社のPR以外にゼネコン市場の現状について触れており、応募者の熱意を引き出す工夫がなされています。スタッフがイラストで描かれているところもスタイリッシュで印象的です。そして、「SANGETSU」は親しみやすいイラストがある採用サイトです。

社員紹介ではプライベートの社員の写真が掲載されていたりして、仕事以外の部分も充実させられる会社であることを垣間見ることもできます。

参考にしたい【CMS】|プロに任せて納得のいくサイト作り

自社に採用サイト作りの知識やスキルを持つ人材がいないという場合には、CMSツールなどに備わっているテンプレートを利用するのも一つの手です。

CMSを導入する最大のメリットは、専門的な知識が無くてもWebページの作成・修正が行えるところです。

操作方法についてはツールによって様々ですが、インターネットに接続したPCやスマホひとつでテキストの記入や画像の挿入、テキストの色付けといったのサイトデザインまで行えます。

とは言え、サイト全体のレイアウトなどはプロの仕事の範疇なので、初心者がそこまでカバーするのはかなり難しいです。

しかし、無料版・有料版問わずCMSツールには幾つかのサンプルやテンプレートが用意されており、そういったものを参考にすれば、専門的な知識が無くても簡単にサイト作りが行えます。中には短いテキストを挿入するだけで良いようなものもあり、非常に便利です。

1から全ての構成を行うためにはかなりの時間が必要なので、初めからテンプレート通りにサイト作りを進めた方が効率的というケースも多いです。

CMSのテンプレートはプロが作成したものですから、サイト作りの基本的なところは安心できるプロの仕事に任せて、自社の特色などはテキスト内容や画像などで表現するというのも良いのではないでしょうか。

まとめ:インパクトと見やすさの両立がアクセス数アップのコツ

最近人気の採用サイトはどれも、エフェクトやイラストでインパクトを出しつつそれでいて見やすいサイトです。

さらにインパクトと見やすさを追求しつつ、一番重要な求める人材や社風のアピールも忘れません。

自社のアピールポイントはどこか、それを伝えるためにはどのような採用サイトにすればよいかイメージして作成してみましょう。

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