圧迫面接とは何か|ボーダーラインと圧迫面接をしないための対策を解説

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求職者に言葉や態度で威圧しながら行う面接を「圧迫面接」といいます。圧迫面接は機転の良さをストレス耐性をみるために必要だと主張する企業もありますが、内定辞退に繋がったり、訴訟リスクがある等、非常にデメリットの多いものです。

この記事では、圧迫面接とは何か、圧迫面接をする理由、圧迫面接のボーダーラインをご紹介します。

圧迫面接とは|面接官の発言はどこからが「圧迫」か

まずはじめに圧迫面接とはどのような面接なのでしょうか。圧迫面接とは、一般的に面接担当者が威圧的・否定的な態度をとる、意地悪な質問をするといった「マナーの悪い面接」のことを言います。

では、どのような面接官の発言が「圧迫」になるのでしょうか。発言例としてはつぎのようなものが挙げられます。

  • (卒業研究について)たいした研究じゃないね
  • その志望動機じゃ納得できないね
  • 本当に当社でいいの?
  • 他の仕事探した方がいいんじゃないの
  • 大学の偏差値低いね
  • こんな成績で受かると思う?
  • うちはきついぞ。こない方がいいよ
  • なぜそう思った」としつこいくらいに何度も追及する。
  • 君の考えじゃ社会で通用しないよ
  • うちに入社してもすぐに辞めるんじゃないの
  • 本当にできるの?

態度としてはつぎのようなものが挙げられます。

  • 求職者を睨みつける
  • ずっと下を向いている
  • 飽きたような態度をとる
  • 大きすぎる声で質問する
  • 求職者が話しているときにため息をつく
  • 貧乏ゆすりとする
  • 求職者の話を途中で遮る

このような発言や態度はただでさえ緊張する面接で余計に不安感や恐怖感を増幅させてしまいます。

なぜ圧迫面接をするのか|ストレス耐性、面接対策を見抜く

では、なぜ企業側は圧迫面接をするのでしょうか。理由としてはストレス耐性を見る、面接対策を見抜く(本音を知る)ためです。

近年、わずか数ヶ月で退職してしまう若手社員が問題視されている中、 圧迫面接をすることで入社前の段階でストレス耐性の見極めようとする企業もあります。

就職すると、時には理不尽は思いをしても、受け入れ我慢しなければいけない場面もあります。求職者が辛い出来事から逃げ出すことなく、業務に耐えられるか企業は判断したいと考えます。

そこで、嫌な発言や態度にも、感情を乱さず自分をコントロールできるか見るために圧迫面接を行います。そして、即座に切り替えせるか、機転がきくか柔軟な対応ができるかも見ているのです。

また、求職者はある程度度面接対策をしています。面接用の回答ではなく、本音を知るために圧迫面接を行うこともあります。面接官が「なぜ?」「どうして?」を繰り返すのは求職者のことをもっと詳しく知りたいからです。

例えば選考した研究室について「なぜその研究室を選んだのですか」という問いに対し、「面白そうだったからです」と求職者が回答したとします。面接官が知りたいのは「何が面白そうだったのか」であり、質問を繰り返して、本音に近づこうとするのです。

圧迫面接とそうでない面接のボーダーライン

では、圧迫面接とそうではない面接のボーダーラインはどこでしょうか。企業側は圧迫面接だと思っていないのに、求職者側は圧迫面接だと受け取る場合があります。

それは、自分の話をしっかりと興味をもってきいてくれていないと感じる言動や行動が原因です。
言葉では、「なぜ?どうして?」を繰り返し、本音を知りたいだけなのに、追及されたと感じられることがあります。また、転職の理由等、本当のことを知りたいがために「それが本当の理由ですか」と深く聞くことで厳しく言われたと取られることもあります。

行動では、色々質問をしたいがために、求職者の話を遮って質問をしたり、急がせたりすることが圧迫面接だと取られることがあります。

圧迫面接のボーダーラインは、求職者の理解を得ているかどうかです。求職者がしっかり自分の話をきいてくれている、興味を持ってくれていると感じれば圧迫面接と取られないはずです。そのため、厳しい質問が必要な場合は「一事」を忘れないようにしましょう。

踏み込んだ質問で確認を取りたい場合、圧迫面接にしないためには、質問の意図を説明したり、相手に逃げ道を与える一事を添えるとよいでしょう。

まとめ

この記事では圧迫面接とはどんな言動や態度のことを指すのか、何故行うのか、ボーダーラインはどこかを紹介しました。

圧迫面接は非常にリスクの高いものです。ぜひ、企業も求職者も納得する面接を行って下さい。

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